マックガード(ロックナット)は意味ない?!口コミやデメリットを調査!

マックガード(ロックナット)は意味ない?!口コミやデメリットを調査!

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ホイール盗難防止のためにマックガードの購入を検討しているけど、本当に効果があるのか疑問に思っていませんか?

ネット上では「マックガードは意味ない」という声も聞かれます。この記事では、そんなあなたの疑問を解消するために、マックガードの効果の有無について徹底的に検証。

マックガードとは何かという基本的な情報から、実際に使用しているユーザーの口コミ、メリット・デメリットまで詳しく解説します!

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マックガード(ロックナット)は意味ない?口コミを調査!

「マックガードって意味ないの?」「本当にホイール盗難を防げるの?」こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

高価なホイールを守るためのセキュリティ対策として人気のマックガードですが、その効果について疑問視する声も耳にします。

この章では、マックガードの効果について、インターネット上で見られる口コミを中心に、その実態を詳しく調査していきます。

マックガードとは

マックガードとは、米国マックガード社が製造・販売するホイールロックナットのブランド名です。特殊な形状のキーソケットを用いないと脱着できない構造になっており、ホイール盗難の抑止効果が期待できます。

世界中で広く利用されており、自動車メーカー純正採用も多く、高い信頼性を誇ります。その防犯性能の高さから、自動車用品店やカーディーラーなどで広く販売されています。

一般的なロックナットと比較して、その特殊な形状と高い硬度により、不正な取り外しを困難にする設計となっています。

マックガード(ロックナット)は盗難に効果的!

マックガードは、その特殊な形状と高いセキュリティ性能から、ホイール盗難対策として一定の効果を発揮します。一般的な工具では取り外しが難しいため、盗難を試みる犯人は諦める可能性が高くなります。

特に、短時間の犯行を狙う窃盗犯に対しては、有効な抑止力となるでしょう。また、マックガードを装着しているという視覚的な効果も大きく、盗難のリスクを低減する上で重要な役割を果たします。

ホイールを狙った窃盗犯は、ロックナットの有無を確認することが多く、マックガードが装着されている車両は避けられる傾向にあります。

プロの窃盗団には意味がない?口コミを紹介

マックガードは一定の効果があるものの、プロの窃盗団には効果がないという口コミも存在します。

以下に、インターネット上で見られる代表的な口コミをいくつか紹介します。

ロックナットを壊されると意味が無い

「マックガードをつけていても、ロックナット自体を破壊されてホイールを盗まれた」という口コミが散見されます。特殊な工具や破壊工作を用いれば、ロックナットを壊してホイールを取り外すことが可能です。

プロの窃盗団は、こうした高度な技術や工具を持っている可能性があるため、マックガードだけでは完全な盗難防止策にならない場合もあります。

マックガードを外す工具も販売されている

「マックガードを外す専用の工具がインターネットで販売されている」という情報も存在します。真偽のほどは定かではありませんが、もしこのような工具が容易に入手できるのであれば、マックガードのセキュリティ性能は低下する可能性があります。

また、一般的な工具を加工してマックガードを外す方法も存在するとの情報もあり、そのセキュリティ性能に対する懸念の声も上がっています。

これらの口コミから、マックガードは完全な盗難防止策ではないものの、一定の抑止効果は期待できることが分かります。特に、短時間での犯行を狙う窃盗犯や、アマチュアの窃盗犯に対しては有効な対策と言えるでしょう。

しかし、プロの窃盗団による高度な手口には、マックガードだけでは対応できない可能性があるため、他のセキュリティ対策と併用することが重要です。

例えば、車両盗難防止装置や、セキュリティシステムの高い駐車場を利用するなどの対策も併せて行うことで、より効果的にホイール盗難を防ぐことができるでしょう。

マックガード(ロックナット)のデメリットとは?

マックガードはホイール盗難防止に一定の効果がありますが、一方でデメリットも存在します。

導入を検討する際には、メリットだけでなくデメリットも理解した上で判断することが重要です。主なデメリットは以下の通りです。

デメリット①キーソケットの紛失

マックガードの最大のデメリットは、専用キーソケットの紛失です。キーソケットがないと、ホイール交換やタイヤローテーション、パンク修理などの際にナットを外すことができなくなります。

紛失した場合、正規ディーラーや販売店にキーナンバーを伝え、取り寄せが必要になります。キーナンバーが不明な場合は、破損と同様にナットを破壊して外すしかなく、費用と時間がかかります。

キーソケットは大切に保管し、スペアキーの作成も検討しましょう。

デメリット②キーソケットの破損

キーソケットは特殊な形状をしているため、無理な力を加えると破損する可能性があります。特に、インパクトレンチを使用したり、キーソケットがナットにしっかりはまっていない状態で回したりすると、破損のリスクが高まります。

破損した場合、キーソケットの交換が必要になり、費用と時間がかかります。また、破損したキーソケットがナットに詰まってしまうと、ナットの取り外し作業がさらに困難になります。

日頃からキーソケットの状態を確認し、破損している場合は使用を控えましょう。

デメリット③ナットの破損

マックガードのナットは、通常のナットよりも強度が高い素材で作られていますが、それでも破損する可能性はゼロではありません。過剰なトルクで締め付けたり、錆や腐食が発生したりすると、ナットが破損する可能性があります。ナットが破損した場合、交換が必要になります。

特に、特殊な形状のナットは入手が困難な場合があり、費用と時間がかかる可能性があります。また、破損したナットがホイールに固着してしまうと、取り外し作業が非常に困難になります。

適切なトルクで締め付け、定期的にナットの状態を確認することが重要です。

デメリット④費用

マックガードは通常のナットに比べて高価です。セキュリティ性能が高い分、価格も高くなります。

予算に限りがある場合は、導入をためらう要因となるでしょう。また、キーソケットの紛失や破損による交換費用も考慮する必要があります。

デメリット⑤作業時間の増加

マックガードの着脱には、通常のナットよりも時間がかかります

キーソケットの取り付け、取り外しが必要なため、タイヤ交換やローテーションなどの作業時間が長くなります。これは、特に急いでいる場合にデメリットとなります。

以下、デメリットと対策について一覧にまとめました。

デメリット 内容 対策
キーソケット紛失 キーソケットがないとナットを外せない。再発行に時間と費用がかかる。 キーソケットは大切に保管。キーナンバーを記録。スペアキー作成を検討。
キーソケット破損 無理な力やインパクトレンチの使用で破損する可能性がある。 適切な工具を使用。トルク管理を徹底。キーソケットの状態を定期的に確認。
ナットの破損 過剰なトルクや錆・腐食で破損する可能性がある。 適切なトルクで締め付け。定期的なメンテナンスと点検。
費用 通常のナットより高価。 予算に合わせて検討。
作業時間の増加 着脱に時間がかかる。 時間に余裕を持って作業。

マックガード(ロックナット)のメリット!

マックガードを装着するメリットは、セキュリティ面のほか、機能性やデザイン性にもあります。

以下で詳しく見ていきましょう。

メリット①盗難をある程度防げる

マックガードの最大のメリットは、先ほど説明したようにホイール盗難のリスクを軽減できることです。特殊な形状のキーソケットがないと取り外しができないため、一般的な工具では簡単に外すことができません。完全に盗難を防ぐことは難しいですが、盗難を試みる時間を稼ぎ、犯行を諦めさせる効果が期待できます。

特に、短時間の駐車や人通りの多い場所では、その効果を発揮しやすいでしょう。ホイールを狙う窃盗犯は、短時間で作業を終えたいと考えているため、マックガードのようなセキュリティ対策が施されていると、手間がかかることから諦める可能性が高まります。

メリット②スリムな形状

マックガードのロックナットは、スリムな形状に設計されている製品が多く、ホイールレンチとの干渉を最小限に抑えることができます。

一般的なロックナットでは、ホイールレンチが入らず、タイヤ交換が困難になる場合がありますが、マックガードはこうした問題を回避し、スムーズなタイヤ交換を可能にします。

特に、社外ホイールを装着している場合、ホイールレンチとのクリアランスが問題となるケースが多いため、スリム形状のマックガードは大きなメリットとなります。

メリット③ホイールが傷みづらい

マックガードのロックナットは、ホイールに優しい素材と設計が採用されていることが多いです。例えば、特殊なコーティングが施されていることで、ホイールとナットの接触面を保護し、傷や摩耗を防ぎます。

また、回転時の摩擦を軽減する設計により、ホイールへの負担を最小限に抑える効果も期待できます。これにより、ホイールの美観を長く保つことができ、高価なホイールの価値を維持するのに役立ちます。

メリット④ドレスアップにも使えるデザイン

マックガードは、セキュリティ対策だけでなく、ドレスアップパーツとしても利用できます。様々なカラーや形状のロックナットがラインナップされており、ホイールのデザインや車のカラーに合わせて、好みのスタイルにカスタマイズできます。

例えば、ブラックやクロームメッキなどの定番カラーに加え、レッドやブルーなどの鮮やかなカラーも選択可能です。

また、形状もスタンダードなタイプから、スポーティなデザインまで幅広く展開されています。機能性とデザイン性を両立したマックガードは、車の外観をワンランクアップさせるアイテムとして人気を集めています。

マックガードが意味ないという声はあるが盗難防止にはなる

この記事では、マックガード(ロックナット)の効果やデメリット、メリットについて解説しました。結論として、マックガードは完全に盗難を防ぐことはできませんが、一定の効果は期待できます

一方で、キーソケットの紛失や破損、ナット自体の破損といったデメリットも存在します。

最終的には、愛車の状況や周辺環境、予算などを考慮し、最適な盗難対策を選択することが重要です。マックガードは、手軽に導入できる盗難対策の一つとして、検討する価値のある製品と言えるでしょう。

この記事の執筆者 : 福塚鉄也(株式会社えびすツール 代表取締役)

【自動車・物流分野に精通した通販のプロフェッショナル】
経理の専門家として上場企業を中心に長年キャリアを積んだ後、前職で自動車・物流関連用品の通信販売事業の責任者を務める。卓越したデータ分析力と探究心を活かし、事業を成功に導きました。
2024年4月、こうした自動車・物流分野での豊富な経験とノウハウを基に、株式会社えびすツールの代表取締役に就任。同社の強みである「高品質で低価格」の商品ラインナップを強化し、緻密な戦略と分析力で企業の更なる成長を牽引します。
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