ワイパーブレードが外れないとお困りではありませんか? 力任せに引っ張ると、ワイパーアームやブレードを破損してしまう恐れがあります。この記事では、ワイパーブレードが外れない原因を解説し、安全に外すための4つの対処法をステップごとに分かりやすく説明します。
さらに、ワイパーブレードの固着を防ぐメンテナンス方法や劣化サインの見分け方も解説。この記事を読めば、ワイパーブレードの外し方だけでなく、今後のメンテナンス方法まで理解し、快適なドライブ環境を維持できます。
ワイパーブレードが外れない場合の対処法4選!コツはある?
ワイパーブレードの交換は、安全な運転を確保するために必要なメンテナンス作業です。しかし、いざ交換しようと思ってもワイパーブレードが固着して外れない、という経験をされた方もいるのではないでしょうか。
本項では、ワイパーブレードが外れない場合の対処法を4つご紹介し、さらに外す際のコツについても解説します。
ワイパーブレードが外れなくなってしまうのはなぜ?
ワイパーブレードが外れなくなる主な原因は、接続部の腐食や劣化、長期間の未使用による固着です。雨風や紫外線にさらされることで、金属部分が錆びたり、樹脂部分が劣化したりすることで動きが悪くなります。
また、冬場の凍結も固着の原因となります。さらに、ワイパーゴムの劣化によってガラス面に密着しすぎている場合も、外れにくくなることがあります。
対処法①接続部に潤滑スプレーを使用する
ワイパーブレードとワイパーアームの接続部に潤滑スプレーを吹き付け、数分置いてから再度取り外してみてください。さまざまな潤滑スプレーが販売されていますが、浸透性潤滑剤が効果的です。
スプレー後は、接続部周辺の汚れをウエスなどで拭き取ってください。潤滑スプレーを使用することで、錆や固着を緩和し、ワイパーブレードを外しやすくします。
対処法②金属部分をあたためる
ドライヤーやヒートガンで接続部の金属部分を温めることで、金属の膨張を利用して固着を緩和する方法です。温める際は、ガラスが割れないように注意し、ワイパーゴムや樹脂部分に直接熱風を当てないようにしてください。
また、高温になりすぎると火傷の危険性があるので、軍手などを着用して作業しましょう。ドライヤーの場合は、温風を1分程度当てて様子を見ながら作業してください。
対処法③ワイパーアームを起こす
ワイパーアームを立てた状態で、接続部のロック機構を確認します。車種によっては、レバーやボタンを押しながらワイパーブレードをスライドさせることで取り外せるタイプもあります。ワイパーアームを立てた状態にすることで、接続部が見やすくなり、作業がしやすくなります。
ロック機構が確認できない場合は、取扱説明書を確認するか、ディーラーに相談することをおすすめします。
対処法④レバーを押しながらワイパーブレードを引っ張る
ワイパーブレードの接続部分には、ロックレバーが付いている車種が多くあります。このレバーを押しながらワイパーブレードを引っ張ることで、簡単に取り外すことができます。レバーの位置や操作方法は車種によって異なるため、取扱説明書を確認するか、ディーラーに相談しましょう。
無理に引っ張ると、ワイパーアームやブレードを破損する恐れがありますので、注意が必要です。
ワイパーブレードを外すときのコツ
ワイパーブレードをスムーズに取り外すためのコツをまとめました。
コツ | 説明 |
---|---|
作業前にワイパーの位置を確認 | ワイパーを作動させて、停止位置を確認しておきましょう。ワイパーが急に動いてケガをするのを防ぎます。 |
タオルやウエスを敷く | 作業中にワイパーアームが倒れてガラスに傷をつけるのを防ぐため、ボンネットやフロントガラスにタオルやウエスを敷きましょう。 |
無理な力は加えない | 固着している場合は、無理に力を入れるとワイパーアームやブレードが破損する可能性があります。潤滑剤を使用したり、温めたりするなど、適切な対処法を試しましょう。 |
取扱説明書を確認する | 車種によってワイパーブレードの取り外し方が異なる場合があります。作業前に必ず取扱説明書を確認しましょう。 |
これらの対処法を試してもワイパーブレードが外れない場合は、無理に作業を続けずに、ディーラーや整備工場などの専門業者に相談することをおすすめします。 無理に外そうとすると、ワイパーアームやブレードを破損する恐れがあります。
ワイパーブレードを外すときの注意点!
ワイパーブレードの交換は、一見簡単そうに見えますが、いくつかの注意点を守らないと、車に傷をつけたり、ワイパーアームを破損したりする可能性があります。安全かつ正しく交換するために、以下の点に注意しましょう。
ガラス面に傷がつかないよう保護して行う
ワイパーブレードを外す際、金属製のワイパーアームがフロントガラスに接触して傷をつける可能性があります。これを防ぐために、タオルや厚紙などをワイパーアームとガラス面の間に挟んで保護しましょう。
特に、撥水コーティングを施しているガラスの場合は、傷がつきやすいので、より慎重に作業を行う必要があります。
また、ワイパーブレードを外した状態でワイパーを作動させないように注意しましょう。誤って作動させてしまうと、ワイパーアームがガラスに直接当たり、大きな傷をつけてしまう可能性があります。
ワイパーアームを起こしたままにしない
ワイパーアームを起こした状態を長時間続けると、ワイパーアームの付け根やボンネットに負担がかかり、変形や破損の原因となることがあります。ワイパーブレードの交換作業は速やかに行い、作業が終わったらワイパーアームを元の位置に戻しましょう。
また、ワイパーアームを必要以上に高く上げたり、無理な力を加えたりしないように注意してください。ワイパーアームのスプリングの劣化を早める原因となります。
ワイパーアームをひねらない
ワイパーアームは、見た目以上に繊細な構造をしています。無理にひねったり、曲げたりすると、変形や破損の原因となります。
ワイパーブレードを外す際は、ワイパーアームの構造を理解し、指定された方法に従って作業を行うことが重要です。
不安な時はプロに相談する
ワイパーブレードの交換作業に不安がある場合は、無理せずプロに相談しましょう。カー用品店やガソリンスタンド、自動車整備工場などで、ワイパーブレードの交換作業を依頼することができます。プロに依頼することで、安全かつ確実にワイパーブレードを交換することができます。
また、ワイパーブレードの選び方や、適切な交換時期についてもアドバイスを受けることができます。
注意点 | 詳細 | リスク |
---|---|---|
ガラス面の保護 | タオルや厚紙を挟む | ガラスの傷 |
ワイパーアームの保持時間 | 長時間上げっぱなしにしない | アームの変形、ボンネットの損傷 |
ワイパーアームへの無理な力 | ひねったり、曲げたりしない | アームの破損 |
作業への不安 | プロに相談する | 不適切な作業による車体への損傷 |
これらの注意点を守り、安全にワイパーブレードを交換しましょう。正しいメンテナンスを行うことで、クリアな視界を確保し、安全運転に繋げることができます。
ワイパーブレードの固着を防止する方法と劣化サインも紹介
ワイパーブレードは、雨天時の視界確保に欠かせないパーツです。しかし、使用頻度や環境によっては固着してしまい、外れにくくなることがあります。
固着を未然に防ぎ、快適なドライブを続けるために、メンテナンス方法や劣化サインの見分け方も知っておきましょう。
日常のメンテナンスが重要!
ワイパーブレードの固着を防ぐには、定期的なメンテナンスが重要です。以下の方法を実践することで、固着のリスクを軽減できます。
ワイパーブレードとガラス面のクリーニング
ワイパーブレードとフロントガラスの汚れは固着の原因となります。砂埃、油膜、虫の死骸などが付着している場合は、柔らかい布やスポンジで丁寧に拭き取りましょう。ガラスクリーナーを使用する場合は、ワイパーブレードのゴム部分を傷めないタイプを選びましょう。
また、ウォッシャー液も定期的に補充し、きれいな状態を保ちましょう。
ワイパーゴムの保護
ワイパーゴムは紫外線や熱の影響を受けやすく、劣化すると硬化しやすくなります。直射日光を避け、炎天下での駐車はなるべく控えましょう。
また、カー用品店などで販売されているワイパーゴム保護剤を使用するのも効果的です。保護剤は、ゴムの柔軟性を保ち、劣化を遅らせる効果があります。
可動部の潤滑
ワイパーブレードの接続部分やアームの可動部に、シリコンスプレーなどの潤滑剤を定期的に塗布しましょう。これにより、動きがスムーズになり、固着を予防できます。
油系の潤滑剤はゴムを劣化させる可能性があるので、使用は避けましょう。
ワイパーブレードの劣化サインとは
ワイパーブレードが劣化すると、拭きムラやビビリ音などの症状が現れます。早めの交換で快適な視界を確保しましょう。以下のサインに気づいたら、交換を検討してください。
劣化サイン | 症状 |
---|---|
拭きムラ | ワイパーが拭き残し、スジ状のムラができる。 |
ビビリ音 | ワイパー作動時に、キーキーという音が鳴る。 |
ゴムの硬化・ひび割れ | ワイパーゴムが硬くなり、柔軟性を失っている。ひび割れが目立つ。 |
ゴムの変形・摩耗 | ワイパーゴムが部分的に欠けていたり、変形している。 |
これらのサインが見られた場合は、速やかにワイパーブレードを交換しましょう。ワイパーブレードは消耗品であり、定期的な交換が必要です。
一般的には、6ヶ月から1年程度での交換が推奨されています。また、使用環境や頻度によって劣化の速度は異なるため、上記のサインに注意しながら、適切なタイミングで交換するようにしましょう。
適切なメンテナンスと劣化サインの見極めによって、ワイパーブレードの寿命を延ばし、安全な運転を心がけましょう。
ワイパーブレードが外れないときの対処法を試してみよう
ワイパーブレードが外れない原因は、接続部のサビや固着、経年劣化などが考えられます。本記事では、潤滑スプレーの使用や金属部分を温めるなどの対処法を紹介しました。これらの対処法を試しても外れない場合や、不安な場合は、カー用品店や整備工場などのプロに相談することをおすすめします。
日常的なメンテナンスで固着を予防し、劣化サインを見逃さずに交換することで、安全な視界を確保しましょう。