オイルフィルター交換の費用相場を徹底調査!交換目安や種類も解説

オイルフィルター交換の費用相場を徹底調査!交換目安や種類も解説

目次

オイルフィルターの交換費用が気になる方向けに、この記事では費用相場を比較しまとめました

交換費用だけでなく、交換頻度の目安やオイルフィルターの種類、交換を怠った場合のリスクについても詳しく解説。さらに、DIY交換の可能性についても触れています。

この記事を読むことで、ご自身の車に最適なオイルフィルター選びと、無駄な出費を抑えた賢い交換方法を理解することができます!

交換費用を抑えたい、愛車を長く大切に乗りたい方は必見です。

目次

オイルフィルター交換時にかかる費用相場は?

オイルフィルターの交換費用は、フィルターの種類、車種、交換場所によって大きく変動します。

ここでは、一般的な費用相場や価格帯について詳しく解説していきます。

通常のオイルフィルターの価格

国産車用の一般的なオイルフィルターの価格は、500円~2,000円程度が相場です。

軽自動車やコンパクトカー向けの小型のフィルターは比較的安価で、大型車や高性能エンジン搭載車向けのフィルターは高価になる傾向があります。

例えば、トヨタのパッソや日産のマーチなどの軽自動車であれば500円~1,000円程度、トヨタのクラウンや日産のフーガなどの大型セダンであれば1,000円~2,000円程度が目安となります。

もちろん、使用するオイルフィルターのブランドや性能によっても価格は変動します。

高機能なオイルフィルターの価格

ろ過性能が高く、エンジンの保護性能に優れた高機能なオイルフィルターは、通常のオイルフィルターよりも高価で、2,000円~5,000円程度の価格帯が一般的です。

磁石内蔵型でスラッジ除去効果を高めたものや、多層構造フィルターで微細なゴミまで除去できるものなど、様々な高機能フィルターが販売されています。

これらのフィルターは、より高いエンジン保護性能を求める方や、高性能エンジン搭載車に適しています。

輸入車向けのオイルフィルターの価格

輸入車向けのオイルフィルターは、国産車向けのものよりも高価な傾向があり、1,000円~4,000円程度が相場です。

メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどのドイツ車、アルファロメオやフィアットなどのイタリア車など、メーカーや車種によって価格は大きく異なります。

また、純正品と社外品でも価格差があります。純正品は高価ですが、品質が保証されているため安心感があります。社外品は純正品よりも安価な場合が多く、コストを抑えたい方におすすめです。

オイルフィルターは純正品じゃなくても問題ない?

オイルフィルターは、必ずしも純正品である必要はありません。社外品でも、適合する規格を満たしていれば問題なく使用できます。

ただし、粗悪な社外品を使用すると、エンジントラブルの原因となる可能性もあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。BOSCH、PIAA、MANN-FILTERなど、実績のあるメーカーの製品であれば安心して使用できるでしょう。

適合車種や規格は、各メーカーのウェブサイトやカタログで確認できます。

オイルフィルター交換を業者に依頼するときの費用相場は?

オイルフィルター交換を業者に依頼する場合、オイル交換と同時に行うことが一般的です。

その場合の費用相場は、工賃を含めて5,000円~15,000円程度で、オイルの種類や量、車種、交換場所によって費用は変動します。

ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドなどで交換が可能です。

交換場所 費用相場
ディーラー 10,000円~15,000円
カー用品店 7,000円~12,000円
ガソリンスタンド 5,000円~10,000円

オイルフィルター交換は自分でも出来る?

オイルフィルター交換は、ある程度の工具と知識があれば自分でも行うことができます。

必要な工具は、オイルフィルターレンチ、ドレンボルトレンチ、廃油処理ボックス、新しいオイル、新しいオイルフィルターなどです。

作業手順は、車種によって異なりますが、インターネットや整備マニュアルなどで確認できます。

ただし、作業に自信がない場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。廃油の処理方法も自治体によって異なるため、事前に確認が必要です。不適切な処理は環境汚染につながるため、注意が必要です。

オイルフィルター交換の頻度や目安は?交換しないとどうなる?

エンジンオイルの寿命を延ばし、エンジンパフォーマンスを維持するために重要な役割を果たすオイルフィルター。

その交換頻度や交換を怠った場合のリスクについて詳しく解説します。

オイルフィルターの役割

オイルフィルターは、エンジンオイル内に混入するスラッジ(金属粉やカーボンなど)やダストなどの不純物を除去し、エンジン内部をクリーンに保つ役割を担っています。

これにより、エンジン各部の摩擦や摩耗を軽減し、スムーズな動作を維持することができます。

オイルフィルターの交換はいつ行うもの?

オイルフィルターの交換時期は、車種や使用状況、オイルの種類によって異なります。一般的には、エンジンオイル交換2回に1回、または走行距離で5,000km~10,000kmごとが推奨されています。詳しくは、車の取扱説明書を確認するか、ディーラーや整備工場に相談しましょう。

近年では、ロングライフタイプのエンジンオイルを使用するケースも増えており、その場合はオイルフィルターの交換頻度も長くなる傾向があります。しかし、オイルの状態は定期的にチェックし、汚れがひどい場合は早めに交換することが大切です。

オイルの種類 交換目安
一般的な鉱物油 5,000kmごと、またはオイル交換2回に1回
部分合成油 7,500kmごと、またはオイル交換2回に1回
化学合成油 10,000kmごと、またはオイル交換2回に1回

上記はあくまでも目安であり、シビアコンディション(短距離走行が多い、ストップアンドゴーが多い、山道走行が多いなど)の場合は、上記の走行距離よりも短い間隔での交換が推奨されます。

また、ターボ車や高回転型エンジンを搭載した車も、オイルへの負荷が大きいため、早めの交換が望ましいです。

オイルフィルター交換を怠るのは危険!

オイルフィルターの交換を怠ると、フィルターが目詰まりを起こし、オイルの循環が悪くなります。最悪の場合、オイルがエンジン内部に行き渡らなくなり、エンジンが焼き付くなどの重大なトラブルを引き起こす可能性があります。

オイルフィルターの目詰まりによる影響は以下の通りです。

  • エンジン出力の低下
  • 燃費の悪化
  • エンジンオイルの劣化促進
  • エンジン内部の摩耗促進
  • エンジン故障のリスク増加(最悪の場合はエンジン焼き付き)

これらのトラブルを避けるためにも、定期的なオイルフィルターの交換は欠かせません。少しでも不安な場合は、早めに専門家に見てもらうことをおすすめします。

オイルフィルター交換時には種類やタイプも知っておこう!

オイルフィルターは、その構造や機能によっていくつかの種類やタイプに分類されます。交換時には、愛車のエンジンやオイルに最適なものを選ぶことが重要です。

ここでは、代表的な種類とタイプについて解説します。

オイルフィルターの種類

オイルフィルターの種類は、主にオイルの流れ方によって分類されます。それぞれの特徴を理解し、適切な種類を選びましょう。

オイルフィルターの種類①フルフロータイプ

フルフロータイプは、エンジンから送られてくるオイルの全量をフィルターに通すタイプです。

ろ過能力が高く、エンジン内部を常にクリーンに保つことができます。ほとんどの乗用車に採用されている一般的なタイプです。

オイルフィルターの種類②フルフロー・バイパス併用型タイプ

フルフロー・バイパス併用型タイプは、フルフロータイプとバイパスフィルターを組み合わせたタイプです。フルフロータイプで大部分の汚れを取り除き、バイパスフィルターで微細な汚れをさらに除去します。

より高いレベルでエンジンオイルを清浄に保ちたい場合に適しており、一部の高級車や大型車などで採用されています。

オイルフィルターの種類③コンビネーション型タイプ

コンビネーション型タイプは、オイルフィルターとオイルクーラーを一体化させたタイプです。

オイルを冷却しながらろ過するため、エンジンのパフォーマンス向上に貢献します。スポーツカーやチューニングカーなどで見かけるタイプです。

オイルフィルターのタイプ

オイルフィルターは、搭載されている機能によってさらに細かくタイプ分けされます。それぞれのタイプの特徴を理解することで、より適切な選択ができます。

オイルフィルターのタイプ①マグネット搭載タイプ

マグネット搭載タイプは、フィルター内部にマグネットを内蔵し、オイル中の鉄粉などの金属片を吸着するタイプです。

エンジン内部の摩耗を軽減し、寿命を延ばす効果が期待できます。PIAAなどのメーカーから販売されています。

オイルフィルターのタイプ②多層構造タイプ

多層構造タイプは、複数のろ材を組み合わせることで、高いろ過性能を実現したタイプです。

微細な汚れも確実に捕捉し、エンジンオイルをクリーンに保ちます。

オイルフィルターのタイプ③スポーツタイプ

スポーツタイプは、高回転域での油圧低下を抑える構造を採用したタイプです。

スポーツ走行など、エンジンに高負荷がかかる状況でも安定したオイル供給を維持します。

種類 特徴 メリット デメリット
フルフロータイプ エンジンオイル全量をろ過 一般的なエンジンに適合、コストパフォーマンスが高い 微細な汚れの除去能力は低い
フルフロー・バイパス併用型 フルフローとバイパスフィルターの組み合わせ 高いろ過性能 コストが高い、設置スペースが必要
コンビネーション型 オイルフィルターとオイルクーラーの一体型 オイル冷却とろ過を同時に行える コストが高い、特殊なエンジンにしか適合しない場合がある

タイプ 特徴 メリット デメリット
マグネット搭載タイプ マグネットで金属片を吸着 エンジン摩耗を軽減 価格がやや高い
多層構造タイプ 複数のろ材で高いろ過性能を実現 微細な汚れも除去 価格がやや高い
スポーツタイプ 高回転域での油圧低下を抑える スポーツ走行に最適 一般的な走行ではメリットが少ない場合も

オイルフィルターの種類やタイプは、エンジンの種類や使用状況によって最適なものが異なります。

上記の情報だけでなく、車の取扱説明書や整備士のアドバイスも参考にしながら、適切なオイルフィルターを選びましょう。

オイルフィルター交換の費用相場を知って適切に交換しよう

この記事では、オイルフィルター交換にかかる費用相場、交換の目安や頻度、オイルフィルターの種類について解説しました。

オイルフィルターの交換目安は、車種やオイルの種類、使用環境によって異なるため、詳しくは車の取扱説明書を確認することをおすすめします。オイルフィルターの交換を怠ると、エンジンオイルのろ過能力が低下し、エンジントラブルの原因となる可能性があるため定期的な交換でエンジンを良好な状態に保つことが重要です。

オイルフィルターそれぞれの特性を理解し、自分の車に合ったオイルフィルターを選ぶようにしましょう。この記事の情報が、あなたのカーメンテナンスの参考になれば幸いです。

この記事の執筆者 : 福塚鉄也(株式会社えびすツール 代表取締役)

【自動車・物流分野に精通した通販のプロフェッショナル】
経理の専門家として上場企業を中心に長年キャリアを積んだ後、前職で自動車・物流関連用品の通信販売事業の責任者を務める。卓越したデータ分析力と探究心を活かし、事業を成功に導きました。
2024年4月、こうした自動車・物流分野での豊富な経験とノウハウを基に、株式会社えびすツールの代表取締役に就任。同社の強みである「高品質で低価格」の商品ラインナップを強化し、緻密な戦略と分析力で企業の更なる成長を牽引します。
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