ハンドルカバーの付け方が分からずお困りではありませんか?
この記事では、ハンドルカバーの正しい付け方手順を分かりやすく解説します。初めての方でも簡単に装着できるように、コツも5つご紹介。
ハンドルカバーの種類や選び方のポイント、メリット・デメリットも網羅しているので、自分にぴったりのハンドルカバーを見つけることができます。
この記事を読めば、ハンドルカバーをスムーズに取り付けることができ、快適なドライブを楽しめること間違いなし!冬場の冷たさ対策、夏場の暑さ対策にも効果的なハンドルカバーを正しく装着して、快適なカーライフを送りましょう。
ハンドルカバーの付け方手順を解説!
ハンドルカバーを正しく取り付けることで、快適なドライブを実現できます。これから、一般的なハンドルカバーの取り付け手順を詳細に解説します。
ぜひ、手順に沿って作業を進めてみてください。
ハンドルカバーとは
ハンドルカバーとは、車のステアリングホイールに被せるカバーのことです。素材は、本革、合皮、PVCレザー、布、ゴムなど様々です。
ハンドルカバーを装着することで、グリップ力向上、ハンドルの保護、ドレスアップ、温度調整などの効果が期待できます。
付け方①ハンドルロックをする
まずはハンドルを左右どちらかに回しきってロックします。
こうすることで、ハンドルが動かず、取り付け作業がスムーズに進みます。パワーステアリングの車は、エンジンを切った状態で行いましょう。
クラクションが鳴らないようバッテリーの「-」を外すのもアリ
作業中に誤ってクラクションが鳴ってしまうのを防ぐため、バッテリーのマイナス端子を外しておくのも良いでしょう。
ただし、バッテリーを外すとカーナビやオーディオの設定がリセットされる場合があるので注意が必要です。作業後は必ずバッテリーを元に戻してください。
付け方②継ぎ目を下にして一番上から被せる
ハンドルカバーの継ぎ目をハンドルの下部に来るように合わせ、ハンドルの上部から被せます。
多くのハンドルカバーは、継ぎ目部分が少し重なっています。この重なり部分をハンドルの下部に配置することで、見た目がスッキリし、握り心地も良くなります。
付け方③ハンドルカバー上部から左右に少しずつはめていく
ハンドルカバーの上部をしっかりと固定したら、左右に少しずつ引っ張りながらはめていきます。
ハンドルカバーの形状によっては、均等に力を加えないと歪んでしまうことがあるので、左右バランス良く引っ張るように意識しましょう。
付けた部分が後ろにずれたら都度修正する
はめている途中で、既に付けた部分がずれてしまうことがあります。その場合は、都度修正しながら作業を進めましょう。
無理に引っ張ると、ハンドルカバーが破損する恐れがあります。
付け方④体重をかけてカバーの内側からはめ込む
ハンドルカバーがほぼはまったら、体重をかけて内側からはめ込んでいきます。
特に、ハンドルスポーク(ハンドルの横棒部分)周辺は、しっかりと押し込むようにしましょう。この時、指を挟まないように注意してください。
付け方⑤ヨレがないよう整える
最後に、全体を確認し、ヨレやシワがないか確認します。もしヨレている部分があれば、手で優しく伸ばして整えましょう。
特に、縫い目部分にシワが寄らないように注意してください。これでハンドルカバーの取り付けは完了です。
ハンドルカバーの付け方のコツ5選も紹介!
ハンドルカバーをスムーズかつ綺麗に装着するためのコツを5つ紹介します。
これらのコツを参考に、ストレスなくハンドルカバーを取り付けて快適なドライブを楽しみましょう。
付け方のコツ①ハンドルカバーを温める
ハンドルカバーが硬くて装着しにくい場合は、ドライヤーやホットタオルで温めて柔らかくすると、伸びが良くなり取り付けやすくなります。特に冬場や気温が低い時は効果的です。
ドライヤーを使用する際は、温風を一点に集中させず、全体に満遍なく温めるように注意し、熱で変形しないように適度な距離を保ちましょう。
また、素材によっては熱に弱い場合があるので、事前に素材を確認し、低温で様子を見ながら温めるのがおすすめです。
ホットタオルを使う場合は、電子レンジで温めた後、ハンドルカバー全体を包み込み、数分置いて温めましょう。
付け方のコツ②両面テープで仮止めをする
ハンドルカバーが滑ってずれてしまう場合は、両面テープでハンドルに仮止めしてから装着すると、作業がスムーズに進みます。
ハンドルの上部、左右、下部の4箇所に両面テープを貼るのがおすすめです。テープはハンドルカバーの内側に貼るようにし、粘着力が強すぎないものを使用しましょう。
装着後にテープ跡が残らないように、マスキングテープを使用するのも良いでしょう。仮止めすることで、位置がずれるのを防ぎ、均等に力を加えながら装着することができます。
付け方のコツ③少しずつはめる
ハンドルカバーを一度に装着しようとせず、少しずつ均等に力を加えながらはめていくことが重要です。焦らず、ハンドルの上部から左右に少しずつずらしていくように装着しましょう。
一部分だけ強く引っ張ると、カバーが破損したり、変形したりする可能性があります。
特に、革製品や合成皮革のハンドルカバーは、無理な力を加えるとシワや傷がつきやすいので注意が必要です。
付け方のコツ④水を付ける!油は厳禁
ハンドルカバーがどうしても入らない場合は、少量の水をスプレーボトルに入れて吹き付けると、滑りが良くなり装着しやすくなります。
ただし、油分を含むものはハンドルが滑りやすくなる原因となるため、使用は厳禁です。
また、水分が残るとカビの原因となるので、装着後はしっかりと乾かしましょう。特に革製品の場合は、水に濡れるとシミになる可能性があるので、使用を控え、どうしても必要な場合は目立たない部分で試してから使用するようにしましょう。
スプレーボトルがない場合は、濡らしたタオルを固く絞ってから使用するのも効果的です。
付け方のコツ⑤ハンドルカバーは2人で付けると簡単!
ハンドルカバーの装着に慣れていない場合や、力が弱い場合は、2人で協力して作業するとスムーズに進みます。
1人がハンドルカバーを引っ張り、もう1人がハンドルに押し込むようにすると、均等に力を加えることができ、綺麗に装着できます。
特に、SサイズやMサイズなど、ハンドルにぴったりフィットするタイプのハンドルカバーは、1人での装着が難しい場合があるので、2人で作業するのがおすすめです。
ハンドルカバーを付けるメリットと選ぶポイントとは?
ハンドルカバーを付けることで得られるメリットは様々です。
安全運転にも繋がるメリットもあるので、ぜひハンドルカバーの導入を検討してみてください。
握りやすくなる
ハンドルカバーを付ける最大のメリットは、ハンドルの握りやすさが向上することです。ハンドルカバーを付けることで、グリップ力が高まり、ハンドル操作が安定します。
特に、長時間の運転や、雨天時など、路面状況が悪い時の運転では、その効果を実感できるでしょう。また、冬場の冷たさや夏場の暑さから手を保護する役割も果たしてくれます。
手汗をかきやすい方はメッシュタイプがおすすめ
手汗をかきやすい方は、通気性の良いメッシュタイプのハンドルカバーがおすすめです。メッシュ素材は汗を吸収・発散しやすく、蒸れを防いで快適な運転をサポートします。
合成皮革や本革製のハンドルカバーは、デザイン性が高い一方で通気性が悪いため、手汗が気になる方は避けた方が良いでしょう。
車のドレスアップ
ハンドルカバーは、車の内装をドレスアップするアイテムとしても人気です。様々な素材、カラー、デザインのハンドルカバーが販売されているため、自分の車の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができます。
シンプルなデザインのものから、キャラクターをあしらったもの、ラインストーンで装飾されたものまで、幅広い選択肢があります。
高級感重視なら本革タイプ!お手入れ重視で合皮やエナメルでも
高級感を演出したい場合は、本革製のハンドルカバーがおすすめです。本革特有の質感や風合いは、車内に高級感を与えてくれます。
ただし、本革は比較的高価で、メンテナンスにも手間がかかります。
お手入れの手軽さを重視するのであれば、合皮やエナメル素材のハンドルカバーがおすすめです。これらの素材は、汚れにくく、水拭きで簡単に掃除できます。
ハンドルを変えるよりも安価
ハンドルの握り心地を改善したい場合、ハンドル自体を交換するという方法もありますが、ハンドル交換は比較的高額な費用がかかります。
ハンドルカバーであれば、数千円程度で購入できるため、費用を抑えてハンドルの握り心地を向上させることができます。手軽に試せる点もメリットと言えるでしょう。
ハンドルの温度調整
ハンドルカバーは、ハンドルの温度を調整する効果もあります。
夏場は、直射日光によってハンドルが熱くなり、素手で触ると火傷してしまう危険性もあります。
冬場は逆に、ハンドルが冷たくなりすぎて、握るのが辛くなることもあります。ハンドルカバーを付けることで、これらの問題を軽減することができます。
白色を選ぶと熱くなりにくく夏に効果的!
夏場にハンドルが熱くなるのを防ぎたい場合は、白色のハンドルカバーを選ぶのが効果的です。白色は太陽光を反射しやすいため、ハンドルカバーの温度上昇を抑えることができます。
黒色などの濃い色のハンドルカバーは、太陽光を吸収しやすいため、夏場は温度が上がりやすい傾向にあります。冬場は逆に、黒色のハンドルカバーの方が暖かく感じるでしょう。
ハンドルカバーの選び方
ハンドルカバーを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | ハンドルカバーのサイズは、ハンドルの外径に合わせて選びます。S、M、L、2HS、2L、3L、MLなど様々なサイズがあります。適合表を参考に、自分の車のハンドルに合ったサイズを選びましょう。軽自動車やコンパクトカーにはSサイズ、普通乗用車にはMサイズ、ミニバンやSUV、トラックなどにはLサイズが一般的です。 |
素材 | ハンドルカバーの素材は、本革、合皮、エナメル、メッシュ、木目調など様々です。それぞれの特徴を理解して、自分の好みに合った素材を選びましょう。 |
デザイン | ハンドルカバーのデザインも様々です。シンプルなものから、スポーティーなもの、キャラクターをあしらったものまで、幅広い選択肢があります。車の内装に合わせて、好みのデザインを選びましょう。 |
価格 | ハンドルカバーの価格は、素材やデザインによって異なります。数百円程度で購入できるものから、数千円するものまであります。予算に合わせて選びましょう。 |
自分にぴったりのハンドルカバーを見つけて、快適なドライブを楽しみましょう。
ハンドルカバーの付け方を覚えて快適なカーライフに!
この記事では、ハンドルカバーの付け方の手順とコツ、メリットと選ぶポイントについて解説しました。
ハンドルカバーを付けるメリットは、握りやすくなる、車のドレスアップになる、ハンドルを変えるよりも安価、ハンドルの温度調整ができることです。
これらのポイントを踏まえ、安全運転に繋がる快適なドライブ環境を整えましょう。