バッテリーが安いのはホームセンター?交換費用目安や販売店を調査!

バッテリーが安いのはホームセンター?交換費用目安や販売店を調査!

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車のバッテリー交換費用を少しでも抑えたいと考える方は多いのではないでしょうか?この記事では、その疑問にズバリお答えします。

ホームセンターのバッテリー価格は本当に安いのか?交換費用はどれくらいかかるのか?徹底的に調査し、カー用品店やガソリンスタンド、ディーラー、ネット通販など、他の販売店との価格比較を行います。

この記事を読めば、あなたの車に最適なバッテリーを、最もお得に購入するための方法が分かります!

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車のバッテリー交換(購入)についておさらい!

車のバッテリーは消耗品であり、定期的な交換が必要です。

突然のバッテリー上がりを防ぎ、快適なカーライフを送るためにも、バッテリーに関する基本的な知識を身につけておきましょう。

車のバッテリー選びのポイントは?

バッテリー選びで重要なポイントは、車のタイプに合った適切な性能を持つバッテリーを選ぶことです。軽自動車、コンパクトカー、ミニバン、SUV、トラックなど、車種によって必要なバッテリーの容量や性能は異なります。

適合するバッテリーは、車種別適合表やカー用品店のスタッフに相談することで確認できます。

バッテリー選びの指標とは

バッテリーの性能を表す指標として、CCA(コールド・クランキング・アンペア)とRC(リザーブ・キャパシティ)があります。

CCAは寒冷地でのエンジン始動性能を示し、数値が高いほど強力な始動性能を持っています。

RCはバッテリー上がりを防ぐ予備容量を示し、数値が高いほど電装品の使用に余裕があります。日本の気候条件を考慮すると、CCAとRCの両方をバランス良く備えたバッテリーを選ぶことが大切です。

さらに、バッテリーにはメンテナンスフリーバッテリーと従来型のバッテリーがあります。

メンテナンスフリーバッテリーは電解液の補充が不要で手間がかかりませんが、従来型のバッテリーは定期的な点検と補充が必要です。自分のライフスタイルや車の使用頻度に合わせて適切なタイプを選びましょう。

車のバッテリーの交換費用相場

バッテリーの交換費用は、バッテリーの種類や交換場所によって異なります。一般的な相場は以下の通りです。

交換場所 費用相場
ホームセンター 5,000円~15,000円
カー用品店(オートバックス、イエローハットなど) 7,000円~20,000円
ガソリンスタンド 8,000円~25,000円
ディーラー 10,000円~30,000円
ネット通販 4,000円~12,000円 (工賃別途)


交換費用にはバッテリー本体の価格と工賃が含まれます。工賃は交換場所によって異なり、ホームセンターやネット通販の場合は自身で交換するか、別途工賃を支払う必要があります。ディーラーは純正品を使用するため、費用が高くなる傾向があります。

バッテリーの選び方とは?

バッテリー選びで失敗しないためには、以下の3つのステップを踏むことが重要です。

  1. 自分の車のバッテリーサイズを確認する:車の取扱説明書やバッテリー本体に記載されています
  2. 必要な性能(CCA、RC)を考慮する:寒冷地ではCCAの高いバッテリー、電装品を多く使う場合はRCの高いバッテリーを選びましょう
  3. 予算に合わせてバッテリーの種類を選ぶ:メンテナンスフリーバッテリーは高価ですが、手間がかかりません。従来型のバッテリーは安価ですが、定期的なメンテナンスが必要です

また、バッテリーの製造年月日も確認しましょう。

新しいバッテリーほど性能が劣化していないため、おすすめです。製造年月日はバッテリー本体に記載されています。

車のバッテリーが安いのはホームセンター?価格を調査!

車のバッテリーは消耗品であるため、定期的な交換が必要です。少しでも安く交換したいと考える方は多いのではないでしょうか。ホームセンターはバッテリーが安く手に入る販売店の代表格と言えるでしょう。

ここでは、ホームセンターで販売されているバッテリーの価格相場や、購入時のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

ホームセンターのバッテリー価格相場

ホームセンターで取り扱っているバッテリーの価格は、容量や性能、ブランドによって大きく異なります。国産車向けの一般的なバッテリー(40B19Lなど)の場合、おおよそ5,000円~15,000円程度が相場と言えるでしょう。

輸入車やハイブリッド車、アイドリングストップ車など特殊なバッテリーは、さらに高価格帯になる傾向があります。

具体的な例として、カインズ、コーナン、コメリといった大手ホームセンターで販売されているバッテリーの価格帯を以下の表にまとめました。(価格はあくまで目安であり、変動する可能性があります。)

ブランド バッテリーの種類 容量 価格帯(円)
パナソニック カオス 40B19L 10,000~15,000
GSユアサ エコ.アール ロングライフ 40B19L 8,000~12,000
ACデルコ メンテナンスフリーバッテリー 40B19L 5,000~8,000
ボッシュ ハイテックプレミアム 40B19L 9,000~14,000


ホームセンターでは、プライベートブランドのバッテリーも販売されている場合があります。プライベートブランドのバッテリーは、有名ブランドのバッテリーと比べて価格が安いことが特徴です。

性能面では有名ブランドに劣る場合もありますが、価格を抑えたい方には選択肢の一つとなるでしょう。

ホームセンターでは無料回収してくれることも!

ホームセンターで購入したバッテリーは、多くの場合、無料で古いバッテリーを回収してもらえます。これは、バッテリーに含まれる鉛や硫酸などの有害物質が環境に悪影響を与えるため、適切な処理が必要となるからです。

廃バッテリーの処理費用を節約できるという点も、ホームセンターで購入するメリットと言えるでしょう。ただし、無料回収サービスは店舗によって異なる場合があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、ホームセンターによっては、バッテリー交換作業を有料で請け負ってくれるところもあります。自分で交換作業を行う自信がない方や、工具を持っていない方は、交換作業込みのサービスを利用するのも良いでしょう。

工賃は店舗やバッテリーの種類によって異なりますが、おおよそ1,000円~3,000円程度が相場です。

バッテリーはネットの方が安い?その他販売店を調査!

車のバッテリー交換が必要になった時、どこで購入するのが最もお得か悩ましいですよね。ホームセンター以外に、ネット通販やカー用品店、ガソリンスタンド、ディーラーなど様々な選択肢があります。

それぞれの販売ルートの価格相場やメリット・デメリットを比較し、自分に最適な購入先を見つけるための情報を提供します。

バッテリーをネット購入する際の費用相場

ネット通販は、実店舗を持たないためコストを抑えられ、バッテリーも比較的安く購入できることが多いです。有名メーカー品からプライベートブランドまで幅広い選択肢があるのも魅力です。

価格.comやAmazon、楽天市場など、様々なECサイトでバッテリーが販売されています。相場としては、軽自動車用で5,000円〜、普通車用で8,000円〜といったところです。

ただし、送料や廃バッテリーの回収費用が別途かかる場合があるので、最終的な価格をよく確認しましょう。

ネット購入は安いが注意点も?

ネットで購入する際のメリットは価格の安さと品揃えの豊富さです。しかし、デメリットも存在します。

まず、自分でバッテリーを交換する必要がある点が挙げられます。交換作業に自信がない場合は、工賃を支払って交換を依頼する必要があります。

また、廃バッテリーの処理も自分で行うか、別途回収業者を手配する必要があります。さらに、適合するバッテリーを自分で調べる必要があるため、車種に合ったバッテリー選びに不安がある場合は、実店舗での購入を検討した方が良いでしょう。

その他購入先の費用相場とメリット・デメリットを紹介!

ネット通販やホームセンター以外にも、バッテリーを購入できる場所はいくつかあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った場所を選びましょう。

販売店 費用相場 メリット デメリット

カー用品店

軽自動車用:7,000円〜
普通車用:10,000円〜
豊富な品揃え、専門知識を持ったスタッフによるアドバイス、交換作業も依頼可能 ホームセンターやネット通販に比べると価格は上がる

ガソリンスタンド

軽自動車用:10,000円〜
普通車用:15,000円〜
緊急時にすぐに交換してもらえる、ロードサービス利用時に便利 価格がやや高い傾向にある

新車のディーラー

軽自動車用:12,000円〜
普通車用:18,000円〜
純正品を使用、保証がしっかりしている、安心して任せられる 価格が非常に高い

バッテリーは中古も安い!品質は問題ない?

中古バッテリーは新品に比べて非常に安価ですが、残りの寿命が不明確で、すぐに使えなくなる可能性もあります。

そのため、保証期間が設定されているか、バッテリーの状態が明記されているかを確認することが重要です。価格の安さに惹かれて購入する場合は、リスクも理解した上で検討しましょう。

中古バッテリーは、あくまで緊急時の代替品や一時的な利用と考えるのが適切です。長期的な使用を想定する場合は、新品バッテリーの購入をお勧めします。

バッテリーはホームセンターやネットが安い

この記事では、ホームセンターをはじめ、ネット通販、カー用品店、ガソリンスタンド、ディーラーなど、様々な販売店のバッテリー価格や交換費用を比較検討してきました。

結論として、最も価格を抑えたい場合はネット通販がおすすめです。しかし、自分で交換作業を行う必要がある、もしくは別途工賃がかかる場合があるので注意が必要です。

安い上に手軽に交換したい場合は、ホームセンターがおすすめです。比較的安価なバッテリーが販売されており、店舗によっては無料取り付けサービスや交換後のバッテリー無料回収サービスを提供している場合もあります。

最終的には、価格、品質、利便性などを考慮し、自身に最適な販売店を選ぶことが重要と言えるでしょう。

この記事の執筆者 : 福塚鉄也(株式会社えびすツール 代表取締役)

【自動車・物流分野に精通した通販のプロフェッショナル】
経理の専門家として上場企業を中心に長年キャリアを積んだ後、前職で自動車・物流関連用品の通信販売事業の責任者を務める。卓越したデータ分析力と探究心を活かし、事業を成功に導きました。
2024年4月、こうした自動車・物流分野での豊富な経験とノウハウを基に、株式会社えびすツールの代表取締役に就任。同社の強みである「高品質で低価格」の商品ラインナップを強化し、緻密な戦略と分析力で企業の更なる成長を牽引します。
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