「車のサビが気になるけど、ブルーマジックって本当に効果あるの?」とお悩みではありませんか?この記事では、ブルーマジックがサビ取りに効果的な理由や、その使い方、注意点、そして重度のサビへの対処法まで、詳しく解説します。
この記事を読めば、ブルーマジックを正しく使って効果的にサビ取りを行い、車をピカピカに保つことができるでしょう。
ブルーマジックは車のサビ取りに効果的!
ブルーマジックは、車のサビ取りに効果的なクリーナーとして広く知られています。手軽に使える上に、強力な洗浄力でサビを落とすだけでなく、サビの再発防止にも役立ちます。特に、初期段階のサビや軽いサビに対しては非常に効果的です。
車をピカピカにするブルーマジックとは
ブルーマジックは、アメリカのBar Keepers Friend社が製造・販売する研磨剤入りの多目的クリーナーです。その名の通り青い粉末状で、主成分は重曹、クエン酸、界面活性剤などです。研磨剤としてケイ酸アルミニウムが含まれていますが、これは非常に細かい粒子のため、対象物を傷つけにくいのが特徴です。
キッチンやお風呂場などの水回りだけでなく、金属製品のサビ取りにも効果を発揮し、幅広い用途で利用できます。
ブルーマジックがサビ取りに最適な理由
ブルーマジックがサビ取りに効果的な理由は、その成分にあります。重曹は研磨作用とアルカリ性による中和作用を持ち、サビの原因となる酸性の汚れを落とします。クエン酸はキレート作用があり、金属イオンと結合してサビを浮き上がらせます。
さらに、界面活性剤が汚れを包み込み、水で洗い流しやすくします。これらの成分が相乗的に作用することで、効率よくサビを取り除くことができるのです。
ブルーマジックには酸化防止効果もある
ブルーマジックには、サビの再発を抑制する効果も期待できます。サビは金属が酸素と反応することで発生しますが、ブルーマジックを使用することで金属表面に保護膜が形成され、酸素との接触を抑制します。
これにより、サビの発生を遅らせ、美しい状態を長く保つことができるのです。ただし、この効果は永続的なものではないため、定期的なメンテナンスが必要です。
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ブルーマジックは重度のサビには効かないという声も?
ブルーマジックは手軽に使えるサビ取り剤として人気ですが、すべてのサビに効果があるとは限りません。特に、重度のサビに対しては効果が薄いと感じる方もいるようです。
実際にインターネット上でも、「思ったほど落ちなかった」「重度のサビには効果がない」といった声が散見されます。これは、ブルーマジックの成分やサビの性質に起因しています。
金属の腐食には効かないことがある
ブルーマジックは主に赤サビ(酸化鉄)に効果を発揮します。赤サビは表面的なサビであり、ブルーマジックの成分と化学反応を起こして除去されます。しかし、金属の腐食が進んで内部まで侵食されている場合、ブルーマジックでは表面のサビしか落とすことができません。
腐食が進行した金属は、もろくなっていたり、穴が開いていたりするため、ブルーマジックを使用しても根本的な解決にはならないのです。
車の重度のサビ取りへの対処法
車の重度のサビ、特に腐食が進行している場合は、ブルーマジックのような簡易的なサビ取り剤では対処できません。専門業者に依頼するか、自身で本格的なサビ取り作業を行う必要があります。
それぞれの対処法とメリット・デメリットを以下にまとめました。
対処法 | メリット | デメリット |
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専門業者に依頼 |
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自身でサビ取り作業 |
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自身でサビ取り作業を行う場合は、サンドペーパーやグラインダーなどでサビを削り落とし、サビ転換剤などを用いて腐食の進行を抑制する必要があります。作業には危険も伴うため、安全に配慮した上で、適切な防具を着用して行うようにしてください。
また、作業後は防錆処理を施すことで、再発防止に繋がります。
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ブルーマジックのサビ取り手順!
ブルーマジックを使ってサビ取りを行う際の手順や必要なもの、注意点などを詳しく解説します。安全かつ効果的にサビ取りを行うために、以下の手順と注意点をしっかり確認しましょう。
車のサビ取り時に用意するもの
まずは、サビ取り作業に必要なものを準備しましょう。以下のものが揃っていればスムーズに作業を進められます。
アイテム | 用途 | 補足 |
---|---|---|
ブルーマジック | サビ取り剤 | 液状タイプとクリームタイプがあります。サビの状態や場所に合わせて選びましょう。 |
保護手袋 | 手の保護 | ゴム手袋やニトリル手袋など、薬品に強い素材のものを選びましょう。 |
保護メガネ | 目の保護 | 薬剤の飛散から目を守ります。 |
マスク | 口や鼻の保護 | 薬剤の吸引を防ぎます。 |
スポンジまたは布 | 薬剤の塗布 | マイクロファイバークロスや使い古しのTシャツなども使用できます。 |
水 | 薬剤の洗い流し | きれいな水を使用しましょう。 |
バケツ | 水を入れる | 薬剤を洗い流す際に使用します。 |
ワイヤーブラシまたは歯ブラシ | 頑固なサビ落とし | 金属ブラシは傷つきやすい箇所への使用は避けましょう。 |
マスキングテープ | サビ取り箇所以外への薬剤付着防止 | 必要に応じて使用します。 |
サビ取り手順
以下の手順でサビ取り作業を行いましょう。
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サビ取り箇所の清掃
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マスキング: サビ取りしたい部分以外に薬剤が付着しないように、マスキングテープで保護します。特にメッキ部分や塗装面には必ずマスキングを行いましょう。
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ブルーマジックの塗布: スポンジや布にブルーマジックを適量取り、サビの部分に塗布します。液だれしないように注意しながら、サビ全体を覆うように塗布しましょう。
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放置時間: サビの状態によって異なりますが、5~10分ほど放置します。ひどいサビの場合は、時間を延長するか、再度塗布する必要があるかもしれません。商品の説明書をよく読んで、適切な放置時間を守りましょう。
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サビ落とし: 放置時間が経過したら、スポンジ、布、またはワイヤーブラシでサビをこすり落とします。頑固なサビの場合は、ワイヤーブラシや歯ブラシを使用すると効果的です。ただし、力任せにこすると傷がつく可能性があるので注意しましょう。
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水洗い: サビが落ちたら、水でしっかりとブルーマジックを洗い流します。薬剤が残っていると、腐食の原因となる可能性があるので、念入りに洗い流しましょう。
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乾燥: 洗い流した後、乾いた布で水分を拭き取り、完全に乾燥させます。自然乾燥でも構いませんが、ドライヤーで乾かすとより早く乾燥できます。
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防錆処理(推奨): サビ取り後、サビの再発を防ぐために防錆剤を塗布することをおすすめします。防錆効果のあるワックスやコーティング剤などを使用することで、より長くサビを防ぐことができます。
サビ取り時の注意点
ブルーマジックを使用する際の注意点を以下にまとめました。
- 必ず換気の良い場所で使用してください。
- 保護手袋、保護メガネ、マスクを着用してください。
- 皮膚に付着した場合は、すぐに水で洗い流してください。
- 目に入った場合は、こすらずに流水で15分以上洗い流し、医師の診断を受けてください。
- 子供の手の届かない場所に保管してください。
- 他の洗剤と混ぜて使用しないでください。
- メッキ部分や塗装面、アルミ、真鍮、銅などには使用できません。材質によっては変色や腐食する可能性があるので、事前に目立たない場所でテストしてから使用してください。
- 炎天下や高温の場所での使用は避けましょう。
- 使用後はキャップをしっかり閉めて、冷暗所で保管してください。
定期的なメンテナンスが効果的!
サビは一度発生すると再発しやすいため、定期的なメンテナンスが重要です。月に一度程度、サビが発生しやすい箇所をチェックし、ブルーマジックでサビ取りを行うことで、サビの発生を抑制し、車をきれいな状態に保つことができます。
また、洗車後にはしっかりと水分を拭き取り、乾燥させることもサビ予防に繋がります。
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ブルーマジックはサビ取りにおすすめ
この記事では、ブルーマジックのサビ取り効果について解説しました。ブルーマジックは、手軽にサビを落とすことができ、酸化も防ぐ効果も期待できます。しかし、金属の腐食や重度のサビには効果が薄い場合があるので、状況に応じて他のサビ取り剤や研磨剤などを検討する必要があります。
サビ取り後は定期的なメンテナンスを行い、車を美しい状態に保ちましょう。